くさくさしていた悪友と「温泉に浸かってアクを抜こう」と白石蔵王の温泉に行ってきました。つきあいの長い女子との2人旅だし特に観光はせず温泉に直行、温泉から翌日都内に出社という行程。
- 露天で雪見風呂できる温泉宿
- 東京から2時間〜2時間半くらい
- 公共交通機関のみ(できれば新幹線等の指定席のある電車のみ)で送迎あり
で調べて行き着いたのが「白石蔵王」。日曜宿泊で3日前に予約したわりにはとてもいい宿だったのでぜひ紹介したい。
白石蔵王 四季の宿「みちのく庵」
東北新幹線の白石蔵王駅から送迎バスで15分ほどの場所にあります。白石蔵王駅は各駅停車の新幹線しかとまらない(白石蔵王に止まる新幹線は1時間に1本程度)、びっくりするくらい本当になんにもない駅です。駅前ロータリーがこちらです。
空が広い。お店は駅の中にコンビニが1軒、駅前にコンビニが1軒あるくらい。
「みちのく庵」は全10部屋の隠れ家的な宿
宿の周りも本当になんにもないですが、隠れ家的な宿でゆっくりお風呂に集中できますw.10部屋のうち何部屋かには露天風呂がついているので、大浴場も混み合うことはなく2〜3組しか会わなかった。(生活時間が違ったのかな?)
到着してチェックイン手続きをしながらソフトクリームをいただく。めっちゃミルク感があって美味しい・・・。
玄関を入って小さなラウンジロビーがあります。そういえば、雪・・・全然積もってない・・・。
お部屋もお掃除が行き届いていて綺麗。
お部屋にはテラスがついているので夏はここで風呂上がりのビールとか最高では・・・!
お風呂に行くときにタオルや着替えを入れられる籠バッグ。こういうの、嬉しいですよねえ。
そして浴衣がダサくない!質感もペラペラじゃなくて厚みがあって柔らかい!
食事も美味しい・・・!
食事は朝食夕食ともに部屋食。毎月かわるメニューは季節感があってどれも美味しかった・・・。
ぷりっっぷりの海老と菜の花
蓋開け忘れてるけど、右下の鴨のロース。めちゃ美味しい。
黒い塊は熱した石。熱々でめっちゃ出汁がきいてる。
カブとかの酢の物。さっぱり。
そして「温麺 a.k.a うーめん」。これこのあたりの呼び方らしい。にゅうめんっぽいものです。
そして朝ごはん。朝も部屋食です。このヨーグルトがとっても濃厚・・・!
夕食の部屋食はいいんだけど朝食はできれば別の部屋で食べたい。朝食時にお布団を片付けられそうになるのだけど、ご飯食べたあともチェックアウトぎりぎりまでお布団でごろごろしたいぃぃ〜〜。って訴えたところ、お布団そのままで朝食準備していただけた。ぐうたらですみません・・・。
自然な効率化の仕組み
滞在している中で、「これは自然に業務を効率化しつつホスピタリティを発揮してるんだな〜」と思ったことがいくつか。
・館内の移動に使うスリッパに部屋の名前が書いてある
→最初は「なんか病院みたい?」と思ったんだけど、どうやらどの部屋のお客さんが今お風呂に入っているかをこのスリッパの場所で把握しているっぽかった。我々はこれを「スリッパGPSシステム」と名付けた。
・朝食前の梅昆布茶サービス
→朝食時間の15分くらい前に梅昆布茶がサービスで運ばれてくる。朝食を運ぶ前に起きてもらうためだと思われる。
こういう工夫は大好きです。
今度は雪が降ってるときに行ってみたいです。