金曜夜に東京を出て日曜夕方に帰ってくる、コスパ良く非日常感を味わえる旅の提案です。2018年5月の旅の記憶をもとに書いています。
行き先は伊豆諸島の「神津島」
神津島は東京から南に178kmの距離にある伊豆諸島の島の一つで、緯度的には三重県の伊勢志摩と同じくらい。東京からかなり離れていますが東京都の一部です。
東京からフェリーで12時間!非日常を味わえる移動距離!
神津島へのアクセスは、
- 大型客船フェリー(東京汽船)東京から12時間
- ジェット船(東京汽船)東京から3時間
- 飛行機(新中央航空)調布飛行場から45分
の3パターン。飛行機で飛んじゃえばあっという間についてしまうんですが、非日常を楽しむためにフェリーをおすすめしたい!フェリーをおすすめする理由は6つ。
1.金曜22時竹芝桟橋出発という絶妙な時間
旅の荷物を持って出社し、仕事後に都内の銭湯でひとっ風呂浴びてフェリーに乗り込むのにちょうどよい。もしくは仕事後に一杯飲んでそのままフェリーで二次会っていうのもよい。
2.フェリーから眺める東京の夜景
レインボーブリッジと遠くに見える東京タワー。
横浜の赤レンガと観覧車のあたりとか
3.フェリーから見上げる星空
私が行った時は残念ながら曇っていて星はきれいに見えませんでしたが、海上からの星空は素晴らしいはず!!
4.意外と快適な部屋
フェリーの部屋は2等椅子席から特等室まで6種類のランクに分かれています。私は1等客室で相部屋だったけどコンセントもあるし、布団も清潔感あって快適でした。
5.デッキでのチェアリング
フェリーのデッキには椅子がそこそこ配置されていて、海風を浴びながら気軽にチェアリングできます。もちろん自前のチェアを持ち出してのチェアリングも可能。
6.Wi-fiも(一応)ある
船内に無料Wi-fiがありました。が、あんまり繋がりは良くなかった気がするので期待はしないほうがいいかも。
船の外観はこんな感じです。でかい!
朝10時に多幸湾に到着!すでに南国感ある!
おすすめプラン
土曜朝10時に神津島に着き、その日は天上山へ。下山してお風呂に入って夕陽を見てご飯を食べて夜は星空を見る。2日目は赤崎遊歩道あたりできれいな海を眺めて飛行機orジェット船で東京に戻るプラン。神津島の見どころ全部入りです。
1.眼下に海を見ながら天上山をゆるめに登る
11時くらいに天上山登山口(黒島登山口)へ。港から登山口は徒歩で30分〜35分。もしくは宿の人に車で送ってもらうかタクシーという手もあります。タクシーは島内に数台しかないので電話して迎えにきてもらうスタイル。歩いてもいけなくはないのですが、そこそこ上り坂で30分はしんどいので私達はタクシーを使いました。
登山中、振り返れば常に海がいる!
めっちゃきれいです。
体力使う登りは1時間程度で、そこからいくつかの見どころスポットが登場します。高尾山よりも楽なんじゃないかな。
千代池(ここは正直飛ばしてもいいかもw)
裏砂漠(すごい。山の上にこんな地形があるなんて)
裏砂漠展望地(絶景スポット)
→不動池分岐→表砂漠(正直裏砂漠の方が10倍良い)→
天上山山頂最高地点!島全体が見渡せます。
不入ガ沢からの絶景下りルート
からの白鳥下山口で終了。だいたい5時間くらいのルートです。登山ルートの詳細やマップはこちら。
16時ごろに下山して、お風呂へ!
2.神津島温泉保養センター
海辺に作られた巨大温泉施設。露天風呂はプールの様相で、水着着用です。残念ながら私達が行った5月中旬は露天風呂はCLOSEしていて入れませんでしたが、内風呂、サウナ、水風呂もあって十分堪能できました。
3.前浜海岸で夕陽を見る
港近くで宿泊施設からも近いであろう前浜海岸。西向きなので沈む夕陽が綺麗に見えます。※この写真は前浜海岸の隣の桟橋から撮影してます。
4.島内どこでも大体星空!
神津島は星空をウリにしているので島内どこも夜は真っ暗で、どこからでもきれいな星空を見ることができます。より暗いところで星空写真撮りたい!って場合は車でジュリアの十字架か、ヘリポートに行くのが良さそう。街から歩ける範囲だと「よたね広場」あたりが良いと思います。ほんとに真っ暗なので運転も歩きも注意を・・・。
5.赤崎遊歩道
めちゃめちゃキレイな海です。海水浴可能で飛び込み台が設置されているので、夏はみんなここから海にダイブするみたい。(飛び込み台は結構高いから怖いんだけどw)
6.帰りはジェット船か飛行機で
遊び疲れているはずなので帰りの12時間フェリーはおすすめできませんw。飛行機かジェット船でさくっと帰りますが、空港も飛行機も小さいので、風が強いと欠航になってしまいます。実際私達が予約してた飛行機も上空の気流の影響で欠航になってしまい、急遽ジェット船で帰ることになりました。
ジェット船はすごいスピードで進むので甲板に上がって海上を楽しむ余裕などなく、新幹線に乗ってる感じ。
3時間ほどで東京竹芝桟橋に到着!
旅費
往復の船がそれぞれ10,000円くらい。島内の宿は1〜1.5万くらいなので、もろもろ3.5万くらいで楽しめます。キャンプ場もいくつかあるので、夏はキャンプも楽しそう!
私は旅は一人のことが多いのですが、この島は仲間と来ることをおすすめします。島内の公共交通手段はほぼないに等しいので現地でレンタカーを借りる必要があり、運転できる人マストですw!