山に興味を持ち出してから、耳にするようになった「山荷葉(サンカヨウ)」という植物。
ぜひググって写真を見てもらいたいのだけど、雨に濡れるとガラスのような花びらになるとってもきれいなお花。
高山植物の一種?で特定のエリアの山にしか植生していないらしい。しかもガラスのようになる条件が
・花びら散りかけの時期に
・長く雨にあたって十分水分を吸い込んだ状態
という感じで、まあまあレアなのです。
以前栂池自然園でもサンカヨウを探した
2019年の7月はじめに栂池自然園に行く機会があり、サンカヨウの植生地としては有名な場所だったので探してみたんですけどね・・・。
ガラス化してない花すら見つけられなかった。。。
帰りに自然園の受付職員の方に聞いたら「サンカヨウは6月に終わっちゃってるよ〜」とのこと。残念。
「のがした魚は大きい」とはこのこと。
翌年は「絶対にガラス化したサンカヨウを見つけるぞ!」と息巻いて行きました。尾瀬に!
なぜ尾瀬にしたかというと、同行者(こちらもサンカヨウモチベーションが相当高まっていた)が、インスタで数日前の尾瀬でサンカヨウの写真をアップしていた人がいたという情報を掴んだから。
6月の尾瀬へサンカヨウを探しに
6月の尾瀬にミズバショウ目的ではなく訪れる人はあまりいないでしょうね。コロナ禍ということもあって大変すいていました。
サンカヨウはどこにいるのか?
尾瀬に行ったことがある方はご存知だと思いますが、いわゆる木道&湿地&ミズバショウのエリアにたどり着くまでに登山道がありますよね。私達はその付近を中心に捜索しました。目撃情報もすべてその付近でした。
サンカヨウは山で育つ植物なので湿地にはいないだろうと。(実際、湿地帯ではそれっぽいものは一切見なかったので、やはり湿地にはいなそう)
とはいえせっかく尾瀬に行ったので木道散策はしましたw。ミズバショウはちょっと終わりかけかな・・・。
行きは両サイドの森の足元を見ながら進むも見つからず。
そもそも、花が散ってしまってるとしたら、葉っぱだけだとサンカヨウかどうかがわからない!
そしてサンカヨウっぽいけど違うっぽい花がまあまあ咲いてて紛らわしい!
※都度GoogleLensを使って確認してました(あってるかはわからぬが)
1日散策して見つからず、もうだめかな〜〜と思ってた矢先にこ、、、これは?!
葉っぱの感じが事前に調べていたものに近い!
見つけました。多分・・・サンカヨウです。
しかし、透過はしてない!!!
雨がまだ足りていないのかな〜という感じです。さらに鳩待峠付近でサンカヨウの終盤(花が散って実になった状態)みたいなのを見かけたので、尾瀬のサンカヨウはすでに全体ピークをすぎていたのかもしれない。
というわけでまだガラス化サンカヨウは確認できていません。いつか見たい花。